花粉症シーズン到来！早めの対策を！
- 2024年2月18日
- その他の病気
スギ花粉の本格的な飛散シーズン到来
富山県農林水産総合技術センター 森林研究所によりますと、２０２４年２月１７日に海沿いと森林研究所にあるスギの標準木で開花が確認されました。平年（２月２５日）よりも８日、昨年（２月２７日）よりも１０日早い開花でありました。これからスギ花粉が本格的に飛散するようになり、４月上旬まで続くと予測されています。
当院でも花粉症の診療を行っていますので、お気軽にご相談ください。
花粉症の予防
花粉症の予防・発症を遅らせるためには、花粉症の原因である花粉を避けることが大切です。
花粉の曝露を防ぐ方法
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マスクを着用する
曝露する花粉の減少効果は、通常のマスクでおよそ７０％、花粉症用のマスクでおよそ８４％と報告されています。
また、利用するマスクは使い捨てとして、毎日交換することが推奨されています。
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眼鏡をかける
曝露する花粉の減少効果は、通常の眼鏡でおよそ４０％、、防御カバーのついた花粉症用のメガネでおよそ６５％と報告されています。
また、コンタクトレンズは花粉によるアレルギー性結膜炎の症状を悪化させる可能性があるため、メガネに替えた方がよいと考えられています。
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花粉が付着しにくい服装を選ぶ
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすいので、外側にウール素材の衣服を着用することは避けましょう。
また、つばの広い帽子や手袋も皮膚への花粉の付着量を減らすことに役立ちます。
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うがいと洗顔
うがいと洗顔はのどや顔に付いた花粉を洗い流すのに有効です。
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室内の換気と掃除
窓の開け方を小さくしたり、レースのカーテンをすることで屋内への花粉の流入を減らすことができます。また、換気後には床に花粉が付いていますので、掃除をするようにしましょう。
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花粉の多い日・時間帯の外出を避ける
① 晴れて、気温が高い日、 ② 空気が乾燥して、風が強い日 、③ 雨上がりの翌日や気温の高い日が２～３日続いたあと は花粉が多く飛びます。また、１日の中では、昼前後と夕方に花粉が多く飛びますので、できるだけこのような日や時間帯の外出は避けましょう。
早めの治療で症状を軽減
治療の基本は原因である花粉を避けることなのですが、１００％避けることは不可能ですのでアレルギー反応を抑える薬の力を借りることも検討すべきです。花粉症の薬を飲むタイミングについて、以前は症状が出てから治療を開始することが多かったのですが、最近では花粉の飛散開始前または症状の極軽い時から薬物を予防的に服用することで、症状の発現を遅らせたり症状を軽くしたりすることが分かってきたため、症状が出る前や症状が出始めてすぐに治療を開始することをオススメしています。