胃カメラ|南條内科おなかクリニック|富山市の内科・消化器内科・内視鏡内科

〒930-0892富山県富山市石坂773-1
電話番号アイコン076-464-6213
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胃カメラ

胃カメラ|南條内科おなかクリニック|富山市の内科・消化器内科・内視鏡内科

当院の胃カメラの特長

1.嘔吐反応を軽減する
細い内視鏡スコープ

鼻から細い内視鏡を挿入する経鼻内視鏡検査では、内視鏡スコープが舌の根元に触れることがありませんので、嘔吐反射が起こりにくくなります(オエーッとなりにくいです)。嘔吐反射が強い方でも鎮静剤を用いることなく胃カメラを受けていただくことができます。また、検査中も声を出すことができるので、医師や看護師と会話ができ安心感が高まります。当院では、鼻からの胃カメラを基本としています。

当院の胃カメラの特長

2.口からの検査でも、細いカメラを用いるので苦痛が少ない

鼻からの胃カメラはメリットも多いのですが、鼻の通り道が狭い場合には細い内視鏡スコープも通らなかったり、内視鏡スコープと鼻の内側が強くこすれて痛みが強くて血が出てしまったりすることがあります。こんな場合には、細い内視鏡スコープを口から入れることで舌の根元への刺激を小さくして、嘔吐反射(オエーッとなる“えずき”の反射)を最小限にすることができます。

口からの検査でも、細いカメラを用いるので苦痛が少ない

3.鎮静剤を使うことで、
苦痛が少ない

少量の鎮静剤でウトウトした状態になって胃カメラを受けていただくことも可能です。鎮静剤を使用することで嘔吐反射が抑えられ、オエオエしたりする苦痛が少なくなります。嘔吐反射が強い患者さまにとって大きなメリットといえます。

鎮静剤を使うことで、苦痛が少ない

4.土曜日、日曜日に胃カメラ

病気の早期発見のためには一人でも多くの方に受けていただくことが重要と考えますので、当院では土曜日、日曜日(不定期)も胃カメラを実施しております。平日はお仕事が忙しく受診が難しい働く世代の方々にも胃カメラを受けていただけますので、是非ご活用ください。日曜日の実施日につきましてはホームページの「お知らせ」欄をご覧ください。

5.感染症に十分配慮した安心できる胃カメラ

使用する内視鏡スコープや処置具は、日本消化器内視鏡学会が定めているガイドラインに準拠した消毒衛生管理を実施しておりますので、安心して検査を受けていただけます。

胃カメラとは

胃カメラとは

一般に胃カメラと呼ばれるこの検査は、専門的には上部消化管内視鏡検査と言います。胃がんの早期発見のほか、食道がん、十二指腸がん、逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍などの様々な病気を診断することができます。口や鼻から先端にCCD(電荷結合素子)カメラが搭載された内視鏡スコープを入れて、上部消化管(食道・胃・十二指腸)を直接観察できるため、バリウム検査と比べて小さな病変を発見しやすいです。
がんが疑われる場合などでは、内視鏡スコープの先端から消化管の中に鉗子と呼ばれる器具を出して、組織を採取(生検)することもあります。採取した組織は顕微鏡検査(病理検査)で詳しく調べます。
検査にかかる時間は、観察するだけであれば5〜10分程度です。生検検査があれば、その分だけ検査時間がかかります。

胃カメラはこのような方におすすめ

症状がある方

  • 胸やけ、胸のつかえ・痛み、のどの違和感(痛み)、慢性の咳
  • 胃もたれ、食欲不振、上腹部やみぞおちの痛み
  • 貧血がある、黒い便が出た
  • 過去に胃潰瘍や十二指腸潰瘍になったことがある

40歳以上で一度も胃カメラを受けたことがない方

40歳を越えると、一般的に胃がんの罹患率が上昇するといわれています。

検診や人間ドックの胃バリウム検査で異常を指摘された方

  • 胃バリウム検査で「要精査」:胃がんの可能性があります
  • 胃バリウム検査で「慢性胃炎/萎縮性胃炎の疑い」:胃がんの最大の原因であるピロリ菌感染の疑いです

健康診断でピロリ菌感染を指摘された方

  • 健康診断で血清ピロリ菌抗体陽性:胃がんの最大の原因であるピロリ菌感染(現在/過去)です
  • 胃がんリスク検診(ABC検診)でB群、C群、D群:胃がんの最大の原因であるピロリ菌感染(現在/過去)です

血縁者に胃がんになった人がいる方

胃がんの最大の原因であるピロリ菌感染は、子供の頃に家庭内で起きておりピロリ菌に感染している可能性があります。また、体質的にがんになりやすい可能性があります。

胃カメラでわかる代表的な疾患

胃カメラの流れ

1

検査予約

  • 外来を受診していただき、診察ののちに検査予約をします。
  • 基礎疾患の無い方に限り、WEB予約も可能です。

2

検査前日

  • 夕食は21時までに済ませてください。
  • 水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。
  • 夕食時も含め アルコールは飲まないでください。

3

検査当日

  • 常用されているお薬は検査予約時の指示通りに服用してください。
  • 検査30分前まで、水、お茶、スポーツドリンクは摂取可能です。

4

検査

検査着に着替え、鼻またはのどの局所麻酔をします。次に、検査台に横になっていただきます。鎮静剤を希望される場合には、このタイミングで注射をします。
※検査時間:5~10分程度

5

検査後

検査終了後はリカバリールームで休憩いただき、その後、医師より検査結果について説明があります。鎮静剤を使用した場合、自動車等の運転はできませんのでご注意ください。

胃カメラの費用

保険診療

1割負担 3割負担
胃内視鏡検査(観察のみ) 約2,000円 約5,000円
胃内視鏡検査+生検※ 約3,000~4,500円 約9,000~13,500円
ピロリ菌検査費用 追加+約600円 追加+約1,800円

(税込)

  • ※生検とは病変の組織を一部採取して、顕微鏡で確認する検査です
  • ※上記費用はおおよその目安です。また、診察料、薬剤料、血液検査料などが別途かかります

胃カメラ検査前の注意点
– ご予約前にお読みください –

食事の注意点

  1. 前日の夜9時以降は、食事をしないでください
    ※夕食時を含め アルコールは飲まないでください
  2. 検査当日は、朝食を摂らないでください
  3. 検査30分前まで、水やお茶、スポーツドリンクは飲んでいただいて結構です
    ただし、ジュース、コーヒー、牛乳、乳飲料などは飲まないでください

※胃の手術や糖尿病の影響で胃の動きが悪くなっている方、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の影響で胃の出口が狭くなっている方などでは、食事制限を強化しなければならないことがあります。特に、以前の胃カメラ検査で食事の残留を指摘されたことがある方は医師の診察後にご予約いただくことをお勧めいたします。

飲み薬の注意点

お薬のイラスト

お薬による治療を受けておられる場合、医師の診察後に検査をご予約いただくこととしております。特に、糖尿病、高血圧、脳梗塞、心疾患、血栓症などで治療中の方の場合には、自己判断での休薬は危険ですのでお控えいただくようにお願いいたします。

お薬の種類 対応の例
糖尿病の薬 食事を抜く必要がありますので、当日の糖尿病のお薬は中止する必要があります。
インスリン注射を使用している方は、処方医の指示を仰ぐ必要があります。
高血圧の薬 普段 朝に内服しているお薬は早朝にお飲みください。
抗血栓薬
(血をサラサラにする薬)

  • 例.アスピリン
  • クロピドグレル
  • シロスタゾール
  • エフィエント
  • ワルファリン
  • プラザキサ
  • リクシアナ
  • イグザレルト
  • エリキュース
普段 朝に内服しているお薬は早朝にお飲みください。
胃酸分泌抑制薬

  • 例.タケキャブ
  • ランソプラゾール
  • ラベプラゾール
  • エソメプラゾール
  • ファモチジン
胃カメラの際にピロリ菌検査(迅速ウレアーゼ試験)を受けていただくには、少なくとも2週間の休薬が必要となります。
検査予約時に医師とご相談ください。
糖尿病の薬 食事を抜く必要がありますので、当日の糖尿病のお薬は中止する必要があります。
インスリン注射を使用している方は、処方医の指示を仰ぐ必要があります。
高血圧の薬 普段 朝に内服しているお薬は早朝にお飲みください。
抗血栓薬(血をサラサラにする薬)
(例.アスピリン、クロピドグレル、シロスタゾール、エフィエント、ワルファリン、プラザキサ、リクシアナ、イグザレルト、エリキュース)
普段 朝に内服しているお薬は早朝にお飲みください。
胃酸分泌抑制薬
(例.タケキャブ、ランソプラゾール、ラベプラゾール、エソメプラゾール、ファモチジン)
胃カメラの際にピロリ菌検査(迅速ウレアーゼ試験)を受けていただくには、少なくとも2週間の休薬が必要となります。
検査予約時に医師とご相談ください。

鎮静剤の使用をご希望の方

ドクターのイラスト

胃カメラ・大腸カメラを受けていただく際にある程度の苦痛が伴ってしまいますので、ご希望によって鎮静剤を使用して眠たくなった状態で検査を受けていただくことが可能です。ただし、鎮静剤の効果が完全になくなるまでには時間がかかりますので、検査当日はお車の運転を控えていただく必要があります。
鎮静剤を使用した検査当日にお車を運転した場合、道路交通法 第66条に規定される「過労運転等の禁止」に抵触し、免許の取消し(欠格期間2-3年)の行政処分のほか、刑事処分(3-5年以下の懲役、または50-100万円以下の罰金)が科される可能性があります。
鎮静剤の使用をご希望の場合には、ご家族・ご友人による送迎のご準備、バス・電車・タクシーのご利用をお願いいたします。

胃カメラ前後の注意事項

  • 検査前日は、体調を整えるため早めの就寝を心がけてください。
  • 鎮静剤を使用された方は、翌朝まで自動車やバイク、自転車の運転はできません。どなたかのお迎えの手配が必要です。
  • 口から胃カメラをした場合には、検査後1時間程度はのどの麻酔が効いた状態になります。水や食事が空気の通り道である気管や肺に流れてしまう(誤嚥)可能性がありますので、検査から1時間以上経ってから水を飲んだり食事をしたりしてください。
  • 組織生検を行った場合、出血予防のため当日はお酒を飲まないでください。激しい運動や長時間の入浴も控えていただき、軽いシャワーなどでお済ませください。
  • 「胃カメラ検査前の注意点」もご参考ください